視野は広い方がいいのか?

かいしー先生の雑記
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こんにちは。かいしーです。

今回は「視野は広い方がいいのか?」について語らせてもらいます。

生きていると、こういう意見を見かけることってありませんか?

もっと広い視野を持った方がいいよ~
色々な経験をしたほうが広い視野を持てるようになるよ~
例えばさ、海外旅行をしたら視野が広くなると思うんだよね!

こういう敵、いますよね。

は~?視野を広くしろ広くしろ、そればっか言うことがもう視野狭いだろ!

という短絡的な気持ちを抑えつつ、本当に視野を広く持つ必要があるのか?について考えていこうと思います。

大抵の場合、視野は広い方がいい

悔しいですが、大抵の場合、視野は広い方が良いです。

これは何故かと言いますとですね、「視野の広さ=情報量の多さ」となるからなんです。

「あのリンゴは青い!」と主張しても、左からしかリンゴを見ていないからそう思うだけであって、広い視野を持てば意見ってのは変わるもんなんですよ。

偏った視点は情報が偏ってしまうので、少ない情報で判断してしまうことになり、間違ってると思われるようになってしまうんですよね。

あのリンゴは青と赤だろと思ってしまうのも偏った視点。裏は緑色かもしれないよね?

人を評価するときなんて典型で、「悪口ばかり言っている」「約束を守らない」からアイツは嫌な奴だって評価することもできますが、もしかしたら動物が好きで猫を可愛がるのが好きな心優しい面を持ち合わせているかもしれません。

まぁ、それが評価を覆すとも限りませんが。

視野が狭い→得られる情報が少ない→判断材料が少ない→正しい判断ができなくなってしまうのではないか?

という意見には一定の価値があります。

例えば、「もっと世の中を広く知っていれば高校選び、大学選び、仕事選びで違った選択をしていたはずだ。」のような、昔の自分は何も知らなかったので正しい判断ができていなかったという後悔の経験から、「視野は広い方が良い」という意見を持っているわけです。

まぁ、その通りだと思います。

視野の狭さが強みになる場合もある

しかしですね、世の中には「視野が狭いからこそ力を発揮している奴」が存在しているんですよね。

私は教師をしているのでよく分かるのですが、ある程度偏差値の高い高校の生徒って皆「大学行くのって当たり前じゃね?」という感覚を持っています。

高校卒業したらどうする?

じゃなくて、

高校卒業したらどの大学行く?

のように、大学行くのが当たり前の前提で会話が進むということがあるあるです。

冷静に考えたら、大学行くのが当然って考えは視野せませまの狭すぎ人間だなって思うわけですが、「大学行くのが当たり前」という視野の狭さがあるからこそ大学進学ができているんです。

大学進学するのが良いか悪いかはさておき、視野が狭くて世界を知らないからこそ1つの選択肢に全力を注ぐことができるわけなんです。

野球だろうがゲームだろうが何でもいいですが、中途半端に視野が広く世界を知ってしまうと、「練習してもどうせ上には上がいるんだ」と考えてしまい、やり通せなくなってしまいます。

もちろん、「上には上がいろうと関係ない!」という意志や考えを持っているのであれば問題ないでしょうが、そもそも視野が狭くて世界を知らなければ関係ないんですよね。

つまり、視野の狭さは度胸に繋がるわけです。

視野調節力を持とう

大切なのは視野の広さ・狭さではなく、視野の広さを状況に応じて調整できる視野調節力なのではないでしょうか。

あー、これに関しては広い視野を持った方がいいな
それに関しては視野を狭くした方がいいな

のように、状況に応じて視野を調整できる力が必要だと私は考えます。

例えば、アイデアを集めたい、新しい技術を開発したい、独自の考えを磨きたいといった場合は、広い視野を持った方が良いでしょう。

しかし、一つのことをやり通したい場合は、視野は狭い方が有利かもしれません。

状況に応じて視野の広さを変えることのできる視野調節力を持つことが大事なのではないかと、ここで主張させていただきます。

終わりに

視野調節力

でグーグル検索したところメガネとか眼科のサイトしかひっかからなかったので、視野調節力という言葉の起源は私であるとここで主張しても良いですかね?

かいしー先生の雑記

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