アメリカ大統領の投票日は規則で決まっている

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2020年最大のイベント「アメリカ大統領選挙」が近いですね。

トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染して治ったとのことですが、トランプ大統領が再選を果たすのかバイデン氏が当選するのか世界全てが注目していると言っても過言ではありません。

このブログを読む機会のあるような教養を高めたい人は、米ドルがどう動くのか・米国株はどうなるのかということに注目している人が多いのではないでしょうか。


アメリカ大統領選挙についての記事はたくさんありますが、アメリカ大統領選挙の投票日は決まっているということを雑学として簡単に解説していこうと思います。


 

アメリカ大統領選挙の投票日はいつ?

今年のアメリカ大統領選挙の投票日は11月3日の火曜日です。

この日、一般有権者は州の大統領選挙人に投票をすることになっています。


一般有権者から一番多くの票を集めた大統領選挙人が州の大統領選挙人を総取りし州ごとにどちらの候補者を決めるというのがアメリカ大統領選挙の大雑把な仕組みですが、それについては知っている人が多いことでしょう。


さて、今年のアメリカ大統領選挙の投票日は11月3日の火曜日ですがアメリカ大統領選挙の投票日は法律により11月の第1火曜日、正確に言うと11月の第1月曜日の翌日の火曜日(11月2-8の火曜日)と定められています。

11月の火曜日ということを知っていた人は多いと思いますが月曜日の翌日という決まり方をしている理由を知っている人は少ないと思います。


なぜ、火曜日ではなく月曜日の翌日という表現をされているのでしょうか?


 

大統領選挙の投票日の理由 

アメリカ大統領選挙の投票日には「日曜日ではない理由」「11月である理由」「第1月曜日の翌日(火曜日)という理由」3つの理由があります。


 

「日曜日ではない理由」

日本では投票日といえば日曜日ですがアメリカ大統領選挙の投票日は日曜日ではありません。


日曜日はキリスト教の安息日なので日曜日に投票を行わないのは当然の考えですよね。

「11月である理由」


11月である理由も単純です。

アメリカはかつて農業国であったため農繁期を避け収穫を終えて冬が来る前の時期として11月が選ばれました。
 

最初の頃は投票所が都市にしかなく移動手段が馬車などの今と比べると乏しい手段しかなかったため、有権者が安息日の日曜の翌日の月曜日に出発すると考え投票日は火曜日として設定されたのです。

「第1月曜日の翌日(火曜日)という理由」

11月1日はカトリック教会の祝日である諸聖人の日であり11月1日が投票日にならないよう「第1月曜日の翌日」という決まりになっているのです。


 

 

2020年のアメリカ大統領選挙の日程

ちなみに2020年のアメリカ大統領選挙の日程は

9月29日(火)
第1回テレビ討論会
オハイオ州ケース・ウエスタン・リザーブ大学

10月7日(火)
副大統領テレビ討論会
ユタ州ユタ大学

10月15日(木)
第2回テレビ討論会
フロリダ州エイドリアン・アルシュト・センター

10月22日(木)
第3回テレビ討論会
テネシー州ベルモント大学

11月3日(火)
一般有権者による投票

12月14日(月)
大統領選挙人による投票

2021年1月6日(水)
大統領が正式決定

大統領就任式
2021年1月20日(水)
大統領就任式

となっています。

アメリカ大統領選挙は2020年最大のイベントなので、アメリカで何が起こっているのかをぜひ確かめましょう。

 

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