本当にすごい人は肩書ではなく実績で紹介される

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テレビや雑誌で人のことを紹介するとき、「〇〇大学教授」という風に肩書で紹介される人と、「〇〇大会優勝」のように実績で紹介される人がいますよね。

私たちは人の凄さを判断するとき「肩書」と「実績」を一つの基準として考えますが、「肩書」だけで紹介する人って本当にすごい人なのか疑問に思ってしまうことがよくあります。

どうして「肩書」だけで紹介する人のことを凄くない人だと疑ってしまうのか、その考えをまとめたいと思います。

肩書の信頼性に問題がある

「肩書」は、あくまでもその人が所属する組織や地位を示すものです。

大学やNPO、国会議員などの一部の肩書は一定の信頼性を持っていますが、肩書だけでその人の実力や信頼性を完全に評価することは難しいです。

例えば、東京大学の教授と聞いても、すべての教授が同じように凄いわけではありません。

実際に、東京大学の教授たちは個々に異なる専門知識や業績を持っていますし、東京大学の教授であっても、具体的な名前を聞いてもピンとこない場合があります。

東大の教授はまだ想像しやすい・評価しやすい肩書ですが、「〇〇専門家」とだけ紹介されても、その肩書にどれくらいの価値があるのか分からないですよね。

同様に、AmazonとかGoogleとか皆が知っている大企業のCEOは凄い人だと評価することができます。

しかし、知らないNPO法人、聞いたことのない会社の社長の凄さは正しく判断できないため、胡散臭いなって思ってしまいます。

肩書は誰しもが持っているが、実績は誰しもが持っているものではない

世の中には数多くの組織や団体が存在し、多くの人は何かしらの組織や団体に所属しています。

    肩書は誰しもが持っているものです。しかし、実績は誰しもが持っているものではありません。

    そし実績があれば必ず実績を紹介します。

    例えば、青山学院大学の陸上競技部の原晋監督を紹介するとき、「青山学院大学の陸上競技部監督 箱根駅伝で6回優勝に導く」と紹介するでしょう。

    しかし、まぁどこでもいいですが、実績のない監督を紹介するときは「〇〇大学の陸上競技部監督」だけで紹介は終わりです。

    肩書は誰しもが持っていますが、実績は誰しもが持っているわけではないため、肩書だけで紹介される人は実績で紹介される人よりも凄くない人なのです。

    もちろん、「そもそも凄いってなんだよ」という話になりますが、肩書だけよりも実績も伴っていた方がより説得力が増しますよねってことです。

    実績で語るのは最強です。「陸上競技部の監督」って紹介されても「ふーん」で終わりですが、「陸上競技部の監督で箱根駅伝で6回優勝に導いている人です」って紹介されたら「凄い人なんだ」って思いますよね。

    例えば、「この人はLINEを作った人です」って言われたら凄いってなりませんか?
    なる!

    まとめ

    人を紹介するとき、「肩書」と「実績」で紹介するケースが多いです。

    「肩書」は誰しもが持っているものですが、「実績」は誰しもが持っているものではありません。

    もし「実績」を持っている場合、「肩書」と「実績」は同時に紹介されます。

    しかし、「肩書」しか持っていない場合は「肩書」しか紹介されません。

    つまり、本当にすごい人は肩書ではなく実績で紹介されるのです。

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