学生時代、夏休みの読書感想文に苦労した思い出はありませんか？
子供に読書感想文について質問されたのに、答えられなかったことはありませんか？
読書感想文を書けって言われても難しいと思う人もいますよね。
読書感想文のルールも学校で説明してくれると思いますが、どんなルールだったのか忘れて不安になっている人もいるでしょう。
せっかく書きたいことがあるのに、うまく伝わらないともったいないです。
今回は読書感想文の改行ルール、何回改行していいのか、セリフは改行するのか、、改行したときの空白は文字数になるのか、といった疑問を解消していきます。
読書感想文の改行のルールとは？
読書感想文の改行に明確なルールはありませんが、基本的には話題が変わったときに改行します。
主張やシーンが変わるとき、起承転結や文章のまとまりごとに改行することを意識します。
もちろん、改行するときは1マスあけて書き始めましょう！
あまり意識せずテキトーに書いていくと改行だらけで見栄えが悪くなるなんてこともよくあります。
最初に構成と改行のルールを決めて書き始めたほうがいいかもしれませんね。
自分の中でルールを決めて、意識しながら改行することで自分の伝えたいことが伝わりやすく読みやすい文章を書くことができます。
とりあえず、話題が変わったタイミングで改行するように意識しましょう！
読書感想文の改行は何回していいの？
読書感想文の改行に何回していいという決まりはありません。
学生時代のクラスメイトに、改行をたくさんして文字数を稼いでいるように見せている人が結構いました。
とりあえず提出さえすればいいのでしたら、いくら改行しても問題はありません。
しかし、改行だらけだと見栄えが悪くなりますし、安っぽくなり印象が悪くなってしまいます。
改行をたくさんすれば空白が多くなり一見読みやすいように見えますが、読んでみると実はかなり読みにくいのです。
改行だらけだから読みにくくなるというより、改行だらけにしてしまうような人の文章ってそもそも読みにくいんだよなって感じですね。
明確なルールはありませんが、基本的に改行は100～150文字に1回。400字詰めの原稿用紙1枚につき2～4回程度の改行だと良いと思います。
読書感想文の改行する回数について決まりはないですが、読みやすいように適度な改行を心がけましょう！
読書感想文でセリフを引用するときは改行していい？
本の中で出たセリフを引用するときは改行せず、誰かとの会話を入れたい場合は改行をします。
この意見を親に言ってみたら、
あ「一つの意見として正しい。」
と言われました。
このように、現実世界での会話を書きたければ改行します。
その章の途中に「もしかして、まだそんなこと考えてるの？」という言葉があり、
このように、本の中の言葉を引用したい場合はそのまま書きましょう。
「
に1マス。
。」
合わせて1マスです。
セリフが1行ではおさまらないときの2行目は1マス目から書き始めます。
明確に決まっていませんが、基本的にこのように書くのが多いのではないかと思います。
読書感想文で改行したときの空白は文字数になる？
読書感想文で改行した場合にできる空白マスは文字数としてカウントされます。
青少年読書感想文全国コンクールの募集要項にも以下のように記載されています。
◇句読点はそれぞれ１字に数えます。改行のための空白か所は字数として数えます。
また、タイトルや名前は文字数に数えませんが、セリフの引用は文字数としてカウントされるそうです。
学校でも、文字数と言うより原稿用紙の枚数で指定されることが多いのではないでしょうか？
読書感想文の文字数は文字の数というより、原稿用紙で何行かという意味合いが強いですね。
これが読書感想文ではなく、国語の宿題だったり志望動機であったりする場合は文字数の意味が変わります。
また、学校や先生によっては細かいルールが異なるかもしれません。
とりあえず、読書感想文で改行したときの空白マスは文字数としてカウントされると考えて良いでしょう。
まとめ
・読書感想文の改行に明確なルールはありませんが、話題が変わるときに改行するようにしましょう！
・改行回数に決まりはありませんが、100～150字に1回改行することが適切です！
・本の中の言葉を引用するときは改行しません。
・改行したときの空白マスは文字数としてカウントされます！
読書感想文の改行のルールが分からなくなるのは明確なルールがないからです。
改行のタイミングを少し意識するだけで文章の読みやすさは大きく変わってきます。
読書感想文で伝えたいことがあるのに伝わらないことが1番もったいないです。
自分の伝えたいことをしっかり伝えられる読書感想文を書きましょう！
