本当に自分がやりたいことをやっているとき程、幸せな瞬間はありません。
本当に自分がやりたいことを理解するのは、人生において最も重要なことの1つであることは疑いようがないでしょう。
しかし、世の中には「自分のやりたいことが分からない」人がたくさんいます。
自分のやりたいことが分からないまま、何となく毎日を生きているのです。
本当に自分がやりたいことを見つけるためにはどうすれば良いのでしょうか?
本当に自分がやりたいことが分からないのはなぜなのでしょうか?
今回は、本当に自分がやりたいことに対する私の考えをまとめます。
本当に自分がやりたいことが分からないのはなぜか
本当に自分がやりたいことが分からない理由は、自分の欲求を抑圧するような環境で育っているせいです。
裏で自分の悪口を言い、あからさまに嫌な態度を取ってくるムカつく先輩がいたとします。
本当はこの先輩をぶん殴ってやりたいのですが、「殴りたい」という欲求を抑圧する人は行動に移すことができません。
欲求を抑圧するかどうかは、どのような環境で育ったかによって変化します。
幼い頃から「暴力は悪いことだ」という雰囲気の中で育つと、「暴力がしたい」という欲求を持っていること自体が悪いことだと思うようになり、「暴力をしたくない」と思い込むようになります。
これを抑圧と言います。
「暴力は悪くないことだ」という環境の中で育てば、人を殴りたいという欲求が抑圧されることはありません。
性的な欲求にも同じことがいえます。
「性的欲求を持つこと」を良しとしない環境で育てば性に開放的にはなりませんし、「性的欲求を持つことは良いことだ」という環境で育てば、性に開放的になるでしょう。
また、自分のやりたいことが分からない人は、他人のやりたいことも分からなくなってしまいます。
「暴力」を抑圧している人は他人が暴力をしたい状態にあっても気付きにくいですし、「性」を抑圧している人は異性から性的に求められていても気付けません。
このように、欲求を抑圧する環境で育ってしまうと、欲求の数が減っていき、本当に自分がやりたいことが何なのか分からなくなってしまうのです。
本当に自分がやりたいことが分からないのは、あれもダメこれもダメな環境で育ってしまい、無意識のうちに自分の欲求を抑圧しているからではないでしょうか。
真面目な人ほどやりたいことが分からない
真面目な人はルールを守ります。
ルールを守るということは、してはいけないことが多くなることでもあります。
してはいけないことを自分がしたいと思うのは悪いことだと考えてしまうので、とにかく様々な欲求を抑圧してしまい、やりたいことが分からなくなってしまいます。
真面目な人ほど様々な欲求を抑圧してしまうので、可もなく不可もないような欲求だけ残ってしまい、何となくつまらない人になってしまうのです。
本当に自分がやりたいことを見つけるにはどうすればいいのか
「悩んだら実行」です。
本当に自分がやりたいことを見つけるにはどうすればいいのでしょうか。
まず、人の目を気にせず欲求に従いましょう。
やりたいことが分からない人は欲求を欲求ではないと誤魔化している人であるため、小さなことでも自分のやりたいことを行いましょう。
やりたいことを1つ行うと、また別のやりたいことが出てきます。
こうして少しずつ欲求を満たしていくことで、自分の中に眠っている欲求を呼び起こしていき、本当に自分がやりたいことを見つけられるようになります。
次に、自分がやりたくないことを考えましょう。
本当に自分がやりたいことは、今自分がやりたくないことの中に眠っている可能性があります。
明らかにダメなものは別として、何となくやりたくないなと感じているものを試してみましょう。
そのように欲求を開放することで、別の欲求が生まれてきます。
最後に、自己分析をしまよう。
様々な欲求を満たした後、自己分析を行いましょう。
「一番楽しかったのは何か」
「一番感動したのは何か」
「人生が後5年しかなになら何がしたいのか」
自分の中にある様々な欲求と向き合うことで、自分のやりたいことを見つけることができるようになります。
そのためには、「悩んだら実行」することが大切です。
やりたいことを見つけるためには欲求を満たす必要があります。何もやらなければ欲求は何も満たされず、何もやらないことが自分の幸せと思うようになってしまいます。
本当に自分がやりたいことを見つけたい場合は、何かしらのアクションを起こす必要があるのです。
本当に自分がやりたいことはすぐ見つかるものではありません。1年2年と時間をかけて様々な欲求を満たし、自分のやりたいことを見つけていきましょう。
参考
「何かやりたいけれど、何をやればいいか分からない」人にオススメできる一冊です。
参考にしてみてくださいね。