なぜサラダ油やキャノーラ油はmlではなくg(グラム)表示なのか

なぜサラダ油やキャノーラ油はmlではなくg(グラム)表示なのか
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水やお茶を買うときは500mlや2.0Lなどリットルを用いますが、サラダ油やキャノーラ油は600gや1500gなどグラムを用いることを不思議だと思ったことはありませんか?

その理由は単純明快です。

サラダ油やキャノーラ油などの植物油の体積は、水と比べると温度によって増減しやすい性質を持っています。

暑いところに置いてある1.0Lと、寒いところに置いてある1.0Lでは質量が異なるのです。

簡単に言うと、寒いところで1.0Lであった油が、暑いところでは1.0Lではないということです。暑いところにある油は膨張します。

このような理由から、普通はグラム表示よりもリットルで表示した方が分かりやすいのですが、油に関してだけはグラム表示なのです。

揚げ物をするときの温度は約180℃くらいなので、このときの油は少なくとも10%膨張していることになります。

私は揚げ物をしたことがないため分かりませんが、油が膨張していると実感できるものなのでしょうか?少しだけ気になります。

なお、植物油の比重は0.91~0.92 g/cm3です。

水の1000gは1.0Lですが、油の1000gは約1.1Lです。油が水より軽いという話はとても有名ですね。

ちょっとした雑学でしたが、「へ~」と思っていただければ幸いです。

なぜサラダ油やキャノーラ油はmlではなくg(グラム)表示なのか

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