「結婚して子供を授かることって幸せですよね。」という考え方は、今の時代にそぐわない。
結婚することが人生ではないし、結婚こそが幸せだなんて古い価値観です。
と言いますよね。
今回は、「結婚こそが幸せ」は古いという考え方が少子高齢化を後押ししているのかどうかについて自分の考えを残していこうと思います。
幸せの形は多様化している
「幸せって何?」と聞かれたら、人によって答えがバラバラになります。
寝ることが幸せ、一生推し活していきたい、何もしたくない、夢を叶えたい…。
幸せに対する価値観が人それぞれ異なることが、現代社会の良い点の一つであると私は思います。
そして、人それぞれ幸せの形が異なることが、幸せの形が多様化している証拠です。
昔は結婚と出産が幸せの典型例だった
今と比べると、昔に存在した娯楽の種類は圧倒的に少なかったはずです。
娯楽だけではなく、仕事も今よりも自由に選べず、人と会う機会も今よりも圧倒的に少なく、大量の情報を得る手段もなかったでしょう。
幸せになる手段の種類が今よりも圧倒的に少ないため、昔は結婚・出産が最も典型的な幸せの形の一つであったことは想像に難くありません。
実際、「結婚・出産=幸せと考えるのは古い考えだ!」ということは、「昔は、結婚・出産=幸せだった」ということの証拠ではないでしょうか。
結婚は幸せの形の一つだが、結婚以外の方法でも幸せになれる
人間だれしも幸せになりたいという気持ちを持っていると思いますが、幸せになりたいから結婚したいと思う人の割合は減っているのではないかと私は思います。
確かに結婚は幸せの形の一つですが、結婚以外の方法でも幸せになれるのが現代社会です。
幸せになりたいと思ったとき、幸せになるための選択肢が増え多様化していることから、結婚・出産という手段を取ろうと思う人の割合は昔と比べたら減っていると考えるのが自然だと思います。
子供支援をしても皆が皆結婚するとは限らない
言わずもがな、日本は少子高齢化社会です。
少子化の原因は色々と言われていますが、幸せの多様化も少子化の原因の一つではないかと私は考えます。
よく言われるのは「お金も時間もないから子供を作れない」「結婚はお金の無駄」という意見です。
この意見が正しいかはともかく、もしお金の問題が解決したとしても、幸せの形が多様化しているため、昔ほど結婚・出産しないのではないでしょうか。
原因はお金ではなく、それ以外のものだとしても、幸せが多様化している以上、結婚・出産という選択肢を取る人は少ないと予想します。
子供支援をしても皆が皆結婚するとは限らないのです。
まとめ
「結婚・出産=幸せ」という考え方は古い価値観で、その理由として「結婚・出産以外にも幸せになる方法はたくさんあるから」であると思います。
結婚が古い価値観ということは、昔は「結婚・出産=幸せ」であったということであり、(今と比べると)幸せになる数少ない手段の一つだったと想像することができます。
つまり、幸せが多様化した今、少子化対策を講じたとしても、前ほど結婚・出産が増えるとは考えられないんじゃないかなーと思いました。
普段はそれなりに正しいと思うことを書いているつもりですが、今回の話は全て根拠のない妄想なので、悪しからず。
この考え、合ってると思いますかね…?