人を納得させるために必要なことは「信頼され」「熱く語りかけ」「筋が通っている」ことです。
「信頼」「情熱」「論理」の3つを上手く使いこなすことが相手を説得させるコツになります。
今回は、「情熱」に注目し、人を納得させる「ミラクルワード」を紹介したいと思います。
ミラクルワードという考え方
人とのコミュニケーションに言葉は欠かせない存在です。
同じ内容の話であっても、言葉の選び方や表現の仕方によって相手の心が動くかどうか変わる場合があります。
全ての人の心を動かす「ミラクルワード」があるとは言いませんが、人の心を動かしやすい「ミラクルワード」は存在しています。
人には性格さ感受性に個人差があるため、これらの言葉がすべての人に通用するとは限りません。
また、会話の背景や状況によって選ぶべき言葉も違ってきます。
しかし、“情熱的な”言葉を敢えて選択することで効率よく相手の心を動かすことが可能です。
「共感しています」ではなく、「あなたの熱意に共感します」と言い換えるだけで、心を動かされる人たちが一定数いるのです。
私みたいな理論タイプには効果が薄いですが、情熱タイプの人間には想像以上に効果があります。
ミラクルワードの注意点
ただし、ミラクルワードの使い過ぎには注意が必要です。
あまりにも情熱的すぎる言葉を使うと、逆に誠実さに欠けると受け取られるかもしれません。
相手の反応やその場の空気を読みながら、情熱の量を調節し適切に言葉を使って相手を動かす演技力を身につけましょう!
また、無自覚に情熱的な言葉を使いすぎている人も注意した方が良いです。
直接的な関係はないはずですが、情熱的な言葉を無自覚に使いすぎている人は中身が伴わない傾向にあります。
って思われる場合もあるのです。
相手が中身の有無に気付かない人なら問題ありませんが、分かる人が聞くと信頼を落とすだけの行為になりますので、中身が伴っているかの確認をするのがベターです。
要するに、情熱的な表現は相手の心をより深く動かす手段となり得る一方で、相手の心を動かせなくなる要因ともなり得るのです。
ミラクルワードの使い時
これらのミラクルワードを使う場面は、情熱的・感情的な言葉によって動かされやすい人を相手にするときです。
要するに、理屈よりも感情を大切に考えてる人ですね。
相手が納得しなくて困るのって、主に2パターンしかないんすよ。
・筋が通ってるはずなのに聞いてくれない
・論理とかそういう問題じゃないのに分かってくれない
大体この2つですよね。
いいですか、相手が論理を重視している場合は論理的に話してあげましょう。
逆に、相手が心を大切にしている場合は情熱的な言葉を使ってあげましょう。
「情熱」と「論理」を使いこなし、その土台である「信頼」もある。この状況が人を説得する上で一番合理的・効率的な方法なのです。
今、この文章は「情熱」よりも「論理」を重視して作成しています。
「論理的に情熱を使いこなすことで情熱タイプの人を説得できるようになろう」と説いているわけです。
これを情熱タイプの人向けに言い換えると「心をこめて、相手のために接することで理解してもらうことが大事」となります。
と思う人もいれば、
と思っている人もいます。
どちらが正しいとかではありません。
人によって性格が変わるので、相手に合わせた方法を用いることが説得をする上で重要です。
一番大切なのは、相手のタイプを判断する「目」にあるのかもしれませんね。
まとめ
人には「論理」を重視するタイプと「感情」を大切にするタイプに分かれます。
この記事にたどり着くような「論理」タイプの皆様、「感情」タイプの人を効果的に納得させるためにミラクルワードを使いましょう!
これらの言葉を覚え駆使することで、理屈の外で物事を判断する人にも効果的に会話を行うことができます。便利なので覚えて損なし。