教養

確証バイアスとは

確証バイアスという言葉を理解し,日常生活で気を付けている人は素敵な人であると私は思います。

情報を正しく受け取ることは難しいです。

少しでも正確な情報を受け取るために,自分の中にある先入観や偏見に気付かなければなりません。

今回は,確証バイアスとは何かについてわかりやすく簡単に解説していきます。

確証バイアスとは

確証バイアスとは,ある仮説や信念を抱いた後,その仮説や信念を裏付ける情報を探してしまうことです。

例えば,「新型コロナウイルスのワクチンは身体に悪影響かどうか」について考えているとします。

「ワクチンは身体に悪影響を与える」と信じている人は,「ワクチン 悪影響」や「ワクチン 死ぬ」等で検索し,自分の中にある仮説を裏付ける記事を読むことで自分の考えが正しいものであると勘違いしてしまいます。

逆も同じです。「ワクチンは身体に悪くない」と信じている人は,ワクチンを受けても大丈夫だった人の話を頑張って検索して見つけることでしょう。

自分の考えを否定する情報をわざわざ読もうとは思いませんよね。

「上司の考えを否定するデータ」
「上司の考えを肯定するデータ」

もし上司が上の2つのデータを呼んでいるとき,上司はどちらの情報が正しいとして考えを決定するか想像するまでもないですよね。

確証バイアスとウェイソン選択課題

4カード問題 ウェイソン選択課題

A,K,4,7の4枚のカードがあります。アルファベットの裏には数字,数字の裏にはアルファベットが書かれています。
「片面が母音ならばそのカードの裏面は偶数でなければならない」
ということを確かめるためには,どのカードを裏返す必要があるでしょうか。
裏返す必要があるカードをすべて選びなさい。

確証バイアスの説明のためにウェイソン選択課題が使われます。

ウェイソン選択課題(4カード問題)とは上の問題のことで,「これが正しいかな?」と思う答えを見つけると他の場合を検証しなくなってしまうとして,確証バイアスというものがあると説明しています。

ウェイソン選択課題の答えが知りたい方はコチラの記事から確認してください。

4カード問題 ウェイソン選択課題
4カード問題とは(ウェイソン選択課題)とは 4カード問題(ウェイソン選択課題)というものをご存知でしょうか。 4枚のカードの表裏がどうなっているのかを確かめるという問題であり...

きっと,貴方が導き出した答えは不正解です。

確証バイアスの身近な例

確証バイアスは日常生活に多く潜んでいます。身近な例をいくつか考えてみましょう。

「A型は几帳面だ」「O型は大雑把だ」
等の血液型占いを信じるため,たまたま合っている例を探してしまう。

 

「高齢者はすぐ交通事故を起こす」
ことを信じて,高齢者の交通事故のニュースばかり見てしまう。

 

「この投資なら大丈夫だ」
と,自分の背中を押してくれる肯定的な意見しか聞き入れなくなる

 

「いつも旦那に殴られるけど,良いところもあるから…」
恋人やパートナーの悪いところではなく,良いところばかり探してしまう。

確証バイアスの対策

まずは,自分にも確証バイアスがあるんだということを理解してください。

誰にでも確証バイアスはあります。これを書いている私にも確証バイアスはあります。

先入観や偏見を捨てることは非常に難しいため,まずは自分にも確証バイアスがあるという意識を持つことが大切です。

確証バイアスの対策は,第三者の意見を聞くことです。

その人にも何かしらの先入観がありますが,自分とは違う意見を聞くことで違う視点で物事を考えることが可能です。

また,第一印象が何かを見つけ出し,第一印象を与えたものが無かった場合どう思うかを考えるのも良い対策です。

面接で顔が第一印象にあった場合,もしまだ顔が分からなかったらどう思うかを考えると良いでしょう。

確証バイアスを少なくすることは難しいですが,確証バイアスの対策を行うことで客観的に物事を判断する能力が高まるはずです。

参考

今回参考にした本です。

決定する際の落とし穴として確証バイアスが例に出されています。

「真実を求めるふりをして,本当は確証を求めていることが多い」
思い当たる節が多いです…

 ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

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